夏場は、火葬までの数時間でもご遺体の状態が変わりやすい季節です。大切なのは、涼しい場所に移すこと、保冷する場所を間違えないこと、そして早めに火葬施設へ相談することです。ここでは、ご自宅でできる基本のご安置方法を整理します。
目次
1. 保冷はお腹・首元・背中を中心に
保冷剤は、内臓に近いお腹まわり、首元、背中を中心に当てます。直接当てると結露で体毛が濡れやすいため、必ずタオルで包んでください。顔まわりは冷やしすぎず、表情が穏やかに保てるよう整えてあげましょう。
2. 安置場所はエアコンの効いた部屋へ
室温はできるだけ低めに保ち、直射日光の当たる窓辺や熱のこもる場所は避けます。段ボールや箱に寝かせる場合も、ふたを完全に閉じ切らず、熱や湿気がこもらないようにしてください。
3. 火葬の手配は早めに相談する
夏場は半日を過ぎると状態が進みやすくなります。できれば当日から翌朝までに火葬の相談を始めると安心です。遠方のご家族を待ちたい場合は、ドライアイスや一時預かりに対応している施設へ相談しましょう。
冬場でも暖房には注意
冬でも、暖房の効いた室内では思ったより温度が高くなります。室温が高い部屋よりも、涼しい廊下や玄関、暖房の届きにくい部屋のほうが向いている場合があります。季節にかかわらず、保冷と早めの相談を意識してください。









